2020年5月22日金曜日

奴隷のしつけ方 (ちくま文庫)

マルクス・シドニウス・ファルクス著 橘明美訳
(カバー裏より抜粋)古代ローマの奴隷制度から現代日本の問題が見えてくる知的エンターテインメント。

 と裏表紙には書いてありますが、別に知的ではありませんからご安心を。内容は難しくありません。テルマエ・ロマエと同じような感じと思ってもらえればいいと思います。私はパラっと立ち読みして「ローマの奴隷の生活が書いてあるのかな?面白そう」で買いました。あ、本書の最初でネタバレしてありますが、これは現代人がローマ人に成り済まして書いています。

 内容はローマの金持ちの語り部が奴隷の扱い方についてあれこれ述べています。始めは面白く読んでいたのですが、途中で飽きてきたかな…。途中に入る解説は緩衝剤となっていると思います。

 あと解説の栗原康氏は…ちょっと浮いてる感しますね…。