2023年12月16日土曜日

ペルシャの神話(ちくま学芸文庫)

 岡田恵美子著
(カバー裏より抜粋) ゾロアスター教や古代ペシゃの伝承、そしいまなおイランの人びとがそらんじる叙情詩「王書」をもとに、ペルシャ神話の主要な登場人物・名場面を紹介する。
 
  神話系はいいですよねー。ファンタジーの基礎編みたいな感じで捉えています。←私的にはです。そしてペルシャ、何となくロマンを感じます。

 この著作は入門書。世界観を捉えるための一冊、または興味を持ってもらう為の一冊といった立ち位置のようです。実際厚みは薄い←物理的に。ので、読みやすいと思います。実際、読みやすいです。内容はサラッと書いてあっても、考えてみたらエグいなーみたいな部分も多々。神話系はそういうものなのでしょうが。
 実際、息子三人の首を部屋に飾るとか…どうよ?と思わざるを得なかった。日本人的には「墓に眠らせてやってくれ」と思ってしまいます。
 そういう違いなどを楽しむことも一興と思います。