ラベル の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2018年1月1日月曜日

バイオハザードTHE FINAL (2016 アメリカ)

ポール・W・S・アンダーソン監督
(カバー裏より抜粋) 人工知能レッドクイーンとの戦いに破れ、瓦礫の下でひとり目を覚ましたアリス。そんな彼女の前に廃墟のコンピューターを通じてレッドクイーンが現れ、48時間以内に人類は滅びること、そしてそれを食い止める方法を告げる。

 ついにファイナル!!酷評もありますが、私は結構好きで観てきました。何よりも強いアリスが好き。アクションが好きです。お祭り映画として十分に楽しめました。
 今回はアクションが続いて観ていて楽しいです。もちろんストーリーに必要な情報はありますし、人間関係もありますが、結構抑えられてる印象でした。グロも昨今の作品よりは抑えめです。だからグロ耐性のない私でも楽しめました。酷評もありますし、お勧めできる映画というわけではありませんが、私には大好きな映画シリーズです。

 個人的バイオハザード1〜ファイナルまでぶっ通しやりたいなー。

2015年1月1日木曜日

バペットの晩餐会 (1987 デンマーク)

ガブリエル・アクセル監督
ただひたすらに牧師の父の教えを守り続け、慎ましく生活を送る姉妹。
そこに現れた一人の女性により、姉妹、そして周りの人間が幸せを感じ始める。
食べることの幸せ、そして心と体が温まる逸品! 


 ああ、海亀ちゃんうずらちゃん、なんという哀れな姿…!!運ばれてきた姿と料理された姿のギャップに笑ってしまった。牛の頭にも…ごめんなさい。信者のみなさんの見たこともない食材へのビビりっぷり。誰もが未知への恐怖は当然。でも基本が優しい。料理のことは何も言うまいと。で、そこから生まれる晩餐会でのギャップ。うまくできてるなー。

 姉妹の父である牧師さん、神のためなら娘の幸福は犠牲。村人も何とも思っていない様子。ある意味狂信的なんだけど、そういう集団につきものの怖さがない。優しいのです。フランス革命で追われてきた女性も受け入れる。

 小説版もとても良いです。もっと細かい事情や状況も分かりますし。でも料理自体の描写、また料理が進むにつれての村人の表情の変化などは映画の強みですね。 ようはどちらも良作なのでお勧めです。あ、力一杯のドラマを求めておられる方はパスした方がいいと思います。

2014年3月12日水曜日

バベットの晩餐会 (ちくま文庫)

イサク・ディーネセン著 桝田啓介訳
(カバー裏より抜粋) 女中バベットは富くじを当てた1万フランをはたいて、祝宴に海亀のスープやブリニのデミドフ風など本格的なフランス料理を準備する。その料理はまさに芸術だった…。

 淡々とした文章なかに隠された登場人物たちの人生。人は芸術に触れるとき何を想うだろう。絵や音楽に心を打たれるように、登場人物たちは、料理に心を打たれ、長い間の小さなしこりを溶かしていく。そしてそれを読む私も、文学という芸術に触れて、心温かになった。
 で、同時収録の「エーデンガード」。実は表題作よりこちらの方が長い。物語というか童話といってもいいかもしれない。心強き乙女の忠誠の物語。カゾッテ氏の赤くなった顔を想像して楽しかった。

2014年3月11日火曜日

バイオハザード5 リトリビューション (ソニー)

監督 ポール・W・S・アンダーソン
主演 ミラ・ジョヴォヴィッチ
(カバー裏より抜粋)アンブレラ社が開発したT-ウイルスが蔓延し、地球はアンデッドに覆いつくされようとしていた。人類最後の希望であるアリスはアンブレラ社に囚われ、ある極秘施設の中で目覚める。

 とにかくアクション!ストーリーなんて添え物です。流れていればOK。メインはアクション、時々ドラマでいいのです。特に舞台が海中施設で、完全な箱庭状態。下手に広い舞台…砂漠や制限なしの街中より、バイオハザードには合っていると思う。1、2が楽しめた人なら楽しめるのでは?と。ちょっとアクションが冗長かなと思うところもあったけど。ラスボスが意外な人だった。最後のゾンビの群れ…吸血蝙蝠化した鳥たちが中々よい。でも何もかもがいいというわけではなくて、吹き替え…。特にエイダ…。棒読みにも程があるだろ。あと、ジルは黒髪のほうがよかった。レオン、美青年…(泣)。
 しかし、登場人物がコロコロ変わる。Kマートやクリスはどこ??

2013年8月16日金曜日

売笑三千年史 (ちくま学芸文庫)

中山太郎著
(カバー裏より抜粋) 歴史を追って、つきせぬ情熱で売買春の諸相を総覧する。長らく入手不可能であった幻の書の文庫化。

 どこの国、地方にも売笑は存在する。前にギリシア辺りの売笑についての著作を読んだことがある。これもそういうたぐいの著作かな、と購入してみた。正直なところ古文は読み飛ばした。ごめんなさい、無理です。内容は中々興味深かった。古代から近世まで、時代に沿いながら、売笑の変化を様々な資料から読み解いている。綺麗事はなし。そこがいい。

晩餐会の13人 (創元推理文庫)

アガサ・クリスチィ著 厚木淳訳
(カバー裏より抜粋) ロンドンに住む富豪エッジウェア卿がある夜、何者かに刺殺されるという事件が発生した。

  エッジウェア夫人が「メソポタミヤの殺人」のルイーズと同じタイプ。同性には非常に嫌われる、こんな女性が周囲にいたら私も嫌。この作品はさすがに私でも犯人も使用したトリックもみえてくる。正直、ポワロの推理の遠回りが多すぎて、退屈してしまう部分あり。もちろん他の作品にもそういう部分はあるのだけど、この作品は、そこがちょっとだった。

2012年3月10日土曜日

バイオハザード3 Resident Evil (2007 アメリカ)

監督 ラッセル・マルケイ

 前作で登場したカルロス、マイキー、新キャラというかゲームキャラのクレア登場。敵博士も程よく狂っていて中々良いと思うのですが…。よくいわれていることで今更なんだけれど、超能力がね…。始めのSOSにアリスがおびき出された建物の中の攻防は良かったのだけれど、広々とした砂漠での戦いはうーんだな。緊張感が今イチ。限られた空間の方が面白いのに。あと、カルロスはいい役だなっと。
 最期の網の目のバラバラは賛否両論だけれど、私はOKだった。毎回あーいうのだったら困りものだけれど。

2012年2月28日火曜日

バイオハザード2 アポカリプス (2004 アメリカ)

アレクサンダー・ウィット監督
 ゾンビが溢れ出したラクーンシティ。 生存者を残したまま、街は封鎖される。核による汚染除去が行われる前に、アシュフォード博士の娘アンジェラを救い出し脱出を図らなければならない。

 ジル、かっこいい!強いけど普通の人設定がよい。カルロスも登場。いい役もらってるよな。カルロスの同僚はやられ役…。アリスはどんどん超人になってしまって…かっこいいからいいけど。教会という狭い空間での攻防はよかった。ネメシスとの戦いは、まあまあかな。ネメシス、漢でした。で、すべて隠しおおされ、核も原発事故にされてしまったけど、こんなにうまく隠せるものかな??とは思った。アメリカならありなのかな。

バイオハザード (2002 アメリカ/ドイツ/イギリス)

ポール・W・S・アンダーソン監督
 アンブレラ社の地下巨大研究所でバイオハザードが起きた。記憶を失ったアリスはアンブレラ社部隊、自称警察官マット、記憶喪失の男スペンスとともに研究所に向かうが、そこには甦った死者ゾンビが溢れていた。

 ゲームのバイオの映画化ということで、当時映画館に観に行った。賛否両論あるけど、私は大好きなシリーズ。ゾンビの群れもいいし、ミラ様のアクションもいい!隊長がさいころ状態にされるシーンはちょっと…だったけど。ストーリーはよくあるタイプだけど、特に気にはならなかった。ま、いかにも続きます、というラストも私には有り。

2012年1月18日水曜日

バイオハザード4 アフターライフ (2010 アメリカ)

監督 ポール・W・S・アンダーソン
アリスクローン部隊を引き連れ、アンブレラ社を襲撃、結末は…。

 なんて、襲撃自体は大した事なかった。というか、全体にアクションシーンが今イチのような。 それが楽しみで観ているのになー。クローン部隊はあっさりやられ過ぎ。もう一捻り欲しかった。…と不満ばかりですが、新登場人物も今ひとつだし…うーん。次回作への前ぶりだけの作品といった印象だった。期待していただけに残念。しっかし、アンブレラ社は何がしたいのかさっぱり分からない。最期に部隊が登場したということは、大規模な基地がまだあるということだろうけど、ゾンビだらけにしてどうしたいのかな。いい加減、その謎を解き明かして欲しい。

2010年11月29日月曜日

売春の社会史 上・下 (ちくま学芸文庫)

バーン&ボニー・ブーロー著 香川檀・家本清美・岩倉桂子訳
売春の歴史を綴りながら、男女間の社会問題を浮き彫りにしていく。

 アフリカで、処女とセックスするとエイズが治るみたいな迷信があるそうだが、迷信の発祥は欧州かよ…。少女売春に関しては、マジ吐き気する。p242の匿名の手記の内容って、某巨大掲示板の書き込みと変わらないレベルじゃね?こういうのが今もいるんだろうと思うと…プロ市民の運動は嫌いだけど、何とかならないかとは思う。
 売春の歴史と男女間のことは面白かった。時代が進むにつれての男女の関係の変化、二重規範、当然宗教や性病も関わってくる。金で囲われている愛人と売春婦の違い…改めて考えると確かにどこが違うのかと。ま、美貌、知識、礼儀作法を兼ね備えた娼婦って憧れてしまうのも本音だけど。で、既にというか大昔から身動きがとれない状態が出来上がっていた。要は売春は無くならないし、対策も無い。p352に著者が結論を述べているけど、個人の裁量に任せるというような内容。ここまで引っ張ってこの結論??と思った。

2010年11月26日金曜日

幕末百話 (岩波文庫)

篠田鉱造著
幕末の庶民の生活を採集。激変期の日本の大衆が浮き上がる。

 うーん、大変な時代だったんだ。江戸末期当時の 思い出話を採取しているので、記憶に個人的な修正は入ってはいるのだろうけど、それを差し引いても怖くて面白い…語弊があるかもしれないけど興味深い時代だと思った。町人の話だけではなく、大名の生活の話もあり、戦争もある。第三者として読んでいるから、官軍幕府軍どっちもどっちだと思えるけど、この時代に生きた人は必死だったのだろう。軽い語りで綴ってあるが、中々重い話もある。これは江戸を中心とした話ばかりで、地方はどうだったのだろう?
 現代は?と考えれば、形を変えて繰り返しているような気もする。侍は…威張っているところが議員とか、商人はやっぱり商人だし、町人は大衆として生きている。私たちも大変な時代を生きているなんて思っているけど、この時代に比べれば…かな。ま、戦争だけは勘弁かな。…別に私は左でも九条信者でもないので念のため。

2010年6月29日火曜日

バガヴァッド・ギーターの世界 (ちくま学芸文庫)

上村勝彦著
インド叙情詩「マハーバーラタ」の中の一編「バガヴァッド・ギーター」を日本の宗教観と照らし合わせて解説する。

 「マハーバーラタ」の原典訳の人。惜しい人が亡くなった。本当に残念。で、この著作は「バガヴァッド・ギーター」の教えを丁寧に解説しているのだが、何というか漫画やアニメ、ゲームで見たような名前や言葉が…。著者の考えとは別の意味で日本人に浸透していたりして。教えは昔の日本人の宗教観というか考え方に近いものがあるようだ。その辺りを丁寧に説明してある。現代の人には反発を感じる教えも多い。個性を認めないから。
 私がこれは大事かなと思ったのは、p49の「あなたの職務は行為そのものにある。決してその結果にない。行為の結果を動機としてはいけない。また無為に執着してはならぬ。」大概の人は( 私も含めて )こういう結果を得られるだろうという予測から、その行為を行う。で、うまくいかないと失望、怒り、妬みを溜め込む。まあ、社会自体が結果を動機とする体制だから仕方ないのだけど、心に留めておく言葉だと思った。どのページかちょっと失念したけど、ギーターでは死後の事を願うのも欲( 執着だったかな )として認めないということが述べてあった。確かに輪廻転生とか審判による永遠に命とか人間の欲に根ざしたものだよね。p58辺りに執着について述べてあるけど、積ん読の人には耳が痛い。
 「バガヴァッド・ギーター」自体はちょっと読む気は起こらないのだけど、どんなものかを知りたい人には良い著作だと思う。