2012年5月31日木曜日

今日の積ん読

逸楽と飽食の古代ローマ 青柳正規 講談社学術文庫
ロウソクの科学 ファラデー 岩波文庫
パリの風俗  鹿島茂 白水社

「書物復権」お目当ての本が、7ネットショッピングに反映されない。いや、あるにはあるんだが、絶版表示になっている。アマゾンは買えるのに…。アマでもいいけど、宅配が面倒な性格なので…。 どうしようかな…。

現在の積ん読 本:211冊 DVD:128枚 

 最近話題の生活保護。芸能人の感覚って凄いな。TVは観ない選択を正しいと思えてきた。で、前から思っていたこと…吉本新喜劇って面白い?芸能人と観客の馴れ合いって気持ち悪い。で、まだ興味を持ち続けている料理研究家。恥ずかしながら私、料理はさっぱりです。盛りつけなんて壊滅的。で、この料理研究家って私と同じレベルなのです。盛りつけ…やらいろいろ…いや、立たせないだけ私はマシかも。いやいや、私は素人だし、それで生計建ててるわけではないし。とにかく周囲にいたら絶対距離を置きたいタイプ。「二股 料理研究家」でグーグル先生して下さい。今が旬…いやちょっと臭ってきた。

2012年5月22日火曜日

汚辱の世界史 (岩波文庫)

J.L.ボルヘス著 中村健二訳
(カバー裏より抜粋) 読者には先刻お馴染みの悪党や無法者についての史実や原話を本歌取りしたボルヘス最初の短篇集。ボルヘスによる悪党列伝。

 一種のパロディ?残念ながら私は元々の正しい話をよく知らない。赤穂浪士すらも適当にしか…。でも、面白く読めた。ボルヘスにしては分かり易い。ただ、この本に収録された作品の大半を他で読んだような…。他の作品集に収録されているのかもしれない。「薔薇色の街角の男」実は連作になっていて面白い。

今日の積ん読

明治劇談 ランプの下にて 岡本綺堂 岩波文庫
プロディーの報告書 J.L.ボルヘス 岩波文庫

 あー日蝕見逃した…。日付確認してなかった。嫌な事件が続くから、こういう癒し(w)も必要だわね。最近の私の癒しは話題の料理研究家。笑える笑える。近くにいたら絶対嫌なタイプだけど、遠くでウォッチングだけなら楽しい。すぐに飽きるだろうけど。

現在の積ん読 本:209冊 DVD:128枚

西洋文学事典 (ちくま学芸文庫)

桑原武夫 監修
(カバー裏より抜粋) 一度は読みたいと思いながらも、その分量の膨大さにくじけてしまう西洋文学の高い山。でもこの本があれば大丈夫。作品のあらすじから、時代背景、作者の人物像までが、わずか数分でつかめてしまう。

 その通りです。なかなか手の出しにくい文学作品。読んだ気分になりましょう。タイトルの通り事典なので、あいうえお順に著者と作品名が並んでいます。作品によっては、日本で一般に知られているタイトルと違う場合がありますが、きちんと導いてくれます。ちょっと気になったのは、普通に使われているような漢字を使わずに、カタカナになっているところ。なぜだろう?  
 幅広く知りたい人はどうぞ。でも夏休みの感想文には使えないと思います。

世界史のなかの戦国日本 (ちくま学芸文庫)

村井章介著
(カバー裏より抜粋) 世界史の流れの中から日本列島を眺めると、意外な景色が浮かび上がってくる。群雄割拠の中から織田・豊臣を経て徳川安定政権を生んだ戦国時代。しかし15、16世紀の日本では、商業圏の拡大という別の覇権争いが始まっていた。

 正直日本の歴史…特に戦国より先には興味がなくて、学校で習ったことだけ、いやそれも怪しい状態。歴史は好きだけど、面白いとは思えなくて。だけどこれは面白い。学校で習うこの時代の歴史は、日本国内で終了していたから。種子島に鉄砲が伝わりました。誰が伝えたか? なぜ種子島か? 日本の銀山が栄えた理由。キリスト教が禁止された背景。西欧中心の世界史ではなく、その地域の世界史と違う地域の世界史が結びついていく。これが面白い。学校の歴史とは違う視点がいい。
 この著作は経済を中心と描かれていますので、興味を持たれた方はご注意を。

2012年5月18日金曜日

アレクサンドロスとオリュンピアス (ちくま学芸文庫)

森谷公俊著
(カバー裏より抜粋) 激動の時代を毅然と生き抜いた大王母の波乱と悲劇の生涯を通して、古代地中海世界の真実に迫る。

 オリュンピアスを中心とした、アレクサンドロスの周辺の女性事情かな。アレクサンドロスのことを読みたい人は止めておいたほうがよいです。内容は初心者向けかな。読み易いのはいいと思う。詳しい人には今更な内容かも。面白いと思ったのは一夫多妻制での、女性側の身分の考え方。どうしても正妻もしくは王妃がいて、後は第二妃とか側室とか妾みたいに考えてしまうけれど、著者によるとそういう概念はなくて、基本的は横並び、みんな同じ身分の奥さん。もちろん背後の勢力によって立場の強弱はある。なるほど、と思った。

2012年5月15日火曜日

地球星人の大地

ウルトラセブン 1994〜2002 パーフェクトコレクションより。
(解説より抜粋)北川市の郊外にある竜ヶ崎湖に恐竜が現れた。実は北川市のゴミ廃棄場の地下ではメトロン星人が侵略拠点となる基地を密かに建造しておりー


 相変わらずカンキョーカンキョー言ってます。セブンだし社会派だし仕方ないか。で、今回はモロボシダン登場!!歳とったなー、だがそれがいい。役者変えられたら興ざめする。 ちょっと鼻についたのが、博士とTVレポーター。レポーターなんて、実際はもっと酷いのだろうけど。行動が安易、考えが浅い。設定にしてもちょっと…かな。ま。セブンが目当てだからいいんだけど。しかし、恐竜は立場ない。大体秘密基地なら余計なことするなよ、と言いたい。

太陽エネルギー作戦

ウルトラセブン 1994〜2002 パーフェクトコレクションより。
(解説より抜粋) 宇宙空間でピット星人と戦っていたウルトラセブンは、力つきて地球へ墜落した。そしてピット星人は地球へ来襲。怪獣エレキングに高熱と二酸化炭素をはかせてー。

 テレビ映画です。テレビで観た時は、嬉しくて嬉しくて細かいことまで考えてなかったんだけど、改めて観ると、環境環境ウゼー…です。と思ったら環境庁とのタイアップ作品だったのね。そこは仕方ないとして、子供の行動は…お約束だから…仕方ないとしておこう。古橋隊員 (現隊長)やアンヌ隊員 (現人妻) も観れたし、エレキングは可愛いし、セブンの活躍も観れたし、まいっか。しかし、よくセブンを秘密裏に格納できたものだ。

ゴタール映画史(全) (ちくま学芸文庫)

ジャン・ルック・ゴダール著 奥村昭夫訳
(カバー解説より)映画史上の名画と自身の旧作を上映しつつ個人史を自由に語るというユニークなこの連続講義は、空前の映像作品「映画史」へと結実する。(抜粋)  

 分厚い…読むのにどれだけかかったのやら…。自分は、読んでどれだけのことが理解できたのか疑問。難しいですね。特殊な世界の、天才的な人で、皮肉やら何やら詰め込まれている上に、読み手は知識不足。根性で読んで、読み終わってホッとした。面白かったけど。映像作家を目指す人は読むべき一冊だと思う。高いけど、( ¥2300 ) ハリウッド映画観ているより価値はあるんじゃないかな。一般人にはハリウッド映画勧めるけど。