2013年8月20日火曜日

今日の積ん読

時の娘 ジャック・フィニィ他 創元SF文庫
時を生きる種族 ロバート・F・ヤング他 創元SF文庫
終わりなき夜に生まれつく アガサ・クリスティ ハヤカワ文庫
鏡は横にひび割れて アガサ・クリスティ ハヤカワ文庫
五匹の子豚 アガサ・クリスティ ハヤカワ文庫
杉の柩 アガサ・クリスティ ハヤカワ文庫
春にして君を離れ アガサ・クリスティ ハヤカワ文庫
茶色の服の男 アガサ・クリスティ ハヤカワ文庫
スリーピング・マーダー アガサ・クリスティ ハヤカワ文庫
スキャナー・ダークリー フィリップ・K・ディック 創元SF文庫
空飛ぶモンティ・パイソン4〜7 SONY

 ローゼンメイデン買ってきた。新装版は見つからず。ネットでもほとんど入荷待ち。だいたい覚えてはいるけど、手に入らないとなると余計に欲しい…。もちろん、続編はとても面白い。でも、事件が連続していて、もう少しのほほんとした日常も欲しい。あと、頑張れ、大学生のジュン。

黄金の驢馬 (岩波文庫)

アープレーイユス著 呉茂一/国原吉之助訳
(カバー裏より抜粋) 唯一完全な形で伝わるローマ時代のラテン語小説。梟に化けるつもりが驢馬になってしまい、おかげで浮世の辛酸をしたこま嘗める主人公。

 始めは人生を楽しんでいる主人公。でも魔術に関わってしまったために…辛酸をしたこま嘗めることに。本当にしたこま、繰り返し辛いことばかり。その繰り返しにちょっと飽きてしまった。最後は神頼みか…。時代が時代だし仕方ないけど。

2013年8月16日金曜日

売笑三千年史 (ちくま学芸文庫)

中山太郎著
(カバー裏より抜粋) 歴史を追って、つきせぬ情熱で売買春の諸相を総覧する。長らく入手不可能であった幻の書の文庫化。

 どこの国、地方にも売笑は存在する。前にギリシア辺りの売笑についての著作を読んだことがある。これもそういうたぐいの著作かな、と購入してみた。正直なところ古文は読み飛ばした。ごめんなさい、無理です。内容は中々興味深かった。古代から近世まで、時代に沿いながら、売笑の変化を様々な資料から読み解いている。綺麗事はなし。そこがいい。

晩餐会の13人 (創元推理文庫)

アガサ・クリスチィ著 厚木淳訳
(カバー裏より抜粋) ロンドンに住む富豪エッジウェア卿がある夜、何者かに刺殺されるという事件が発生した。

  エッジウェア夫人が「メソポタミヤの殺人」のルイーズと同じタイプ。同性には非常に嫌われる、こんな女性が周囲にいたら私も嫌。この作品はさすがに私でも犯人も使用したトリックもみえてくる。正直、ポワロの推理の遠回りが多すぎて、退屈してしまう部分あり。もちろん他の作品にもそういう部分はあるのだけど、この作品は、そこがちょっとだった。

ABC殺人事件 (創元推理文庫)

アガサ・クリスティ著 深町眞理子訳
(カバー裏より抜粋) ポワロの許に、ABCと名乗る奇妙な犯人から殺人を予告する挑戦状が届けられる。

 単純な私は見事に引っかかった。ちょっとおかしいかなとは思ったのに。悔しい。いろんな証拠・状況がちりばめられているのに。別に犯人がいるとしても、気の強いお姉ちゃんだと思ってた。カストの人と成りの描写がいい。犯人か!!と思わせてくれる。なぜそうなったのかも、一応それなりの納得は得られる。代表作の一つであるこの作品、とても面白かったです。

今日の積ん読

黄金の驢馬 アープレーイユス 岩波文庫
ABC殺人事件 アガサ・クリスティ 創元推理文庫
ナイルに死す アガサ・クリスティ ハヤカワ文庫
ゼロ時間へ アガサ・クリスティ ハヤカワ文庫
カーテン アガサ・クリスティ ハヤカワ文庫
謎のクィン氏 アガサ・クリスティ ハヤカワ文庫
バベットの晩餐会 ガブリエル・アクセル監督
アダムス・ファミリー バリー・ソネンフェルド

 アダムス・ファミリー!!発売されて本当に嬉しい。最近は物欲がフツフツ湧いてきて大変。ローゼン・メイデン揃えたい…。前に連載休止のとき、売っちゃったんだ。揃え直そうか…。実をいうとセーラームーンも欲しい。なぜか乙女戦闘ものが好き。最近はアガサ・クリスティが面白くて仕方ない。本来推理ものは苦手なんだけど、この著者は別格。といっても、いまいちの作品もあるけど。作品の平均レベルは高いなー。映画も全然観てなかったけれど、パシフィック・リムとワールド・ウォーZは面白そう。夏休み終わったら観に行きたいよー。ワールド・ウォーZの原作小説欲しいと思ったけど、7も尼も出版社取り寄せ状態。売れてるのね…。本屋さんも品切れかな。