監督本多猪四郎
(DVD紹介文より)超大型台風が去った浜に巨大な卵が流れ着く。インファント島双子の小美人がその卵がモスラの卵であることを告げたとき、干拓地からゴジラが出現!
この時代の映画らしく、悪役は悪役らしく、主人公は主人公らしく。特撮はどうしてもちゃちく見えるけど、仕方のない事で気にすることではない。しかし、ゴジラの顔は可愛すぎ。インファント島に上陸時に後ろにいる亀、可愛すぎ。名古屋を破壊するのだけれど、破壊行為中もお間抜けしている。破壊王らしくして欲しいな…。今回はモスラに華を持たしたのか、ゴジラはやられっぱなし。お母さんモスラもゴジラにやられたのではなく、寿命で死亡だし、卵から生まれたばかりの双子のさなぎモスラには、振り回されっぱなし。尻尾に噛み付かれてゴジラはひたすら尻尾を振り回すゴジラには笑った。地形を生かしたモスラの戦闘はよかった。自衛隊はお約束の黄金失敗パターン。ゴジラの敗戦だったけど、ラストは生死不明だった。
2012年6月19日火曜日
2010年7月4日日曜日
木綿以前の事 (岩波文庫)
柳田国男著
学問上取り上げられる事の少ない、地方の名もない庶民の生活についての考察。
全部を読んでみて、テーマは変化かなと思った。表題作の「木綿以前の事」木綿が普及する以前( 恥ずかしながら、木綿って大昔からあったと思っていた )麻やそれに類するもの、その作られ方の考察、そこからなぜ木綿の使用へと変わったのか。決して変化を責めるのではなくて、その功罪両面の意味を述べている。表題作以外に19作収録されているが、どれも変化の意味を考えている、考えさせられる内容。戦前でも既に消費に踊っていたのか…。
「女性史学」食べ物のことは耳が痛い。汁物、柔らかいものが多くなっている事を著者は危惧している。玄米から白米へ進化して、また白米から玄米へ戻す人がでてきているのは良い傾向だよね。私もそうしたいのだけど、家族持ちはなかなか簡単にはいかない。嫁姑の話も取り上げている。家に二人主婦がいるのはダメだよね…。夫が妻の自宅に通う通い婚はとても良いシステムだったのかも…嫁姑的に。家庭の主婦の座について述べてあるけど、こんな風習では地方が若い女性に敬遠されても無理ない。さすがに今はないよね…。
「生活の俳諧」p282辺りから俳諧の人について述べられているのだけど、俳諧が担ってきた役割の一部分を今はブログ等が担っているように思った。
学問上取り上げられる事の少ない、地方の名もない庶民の生活についての考察。
全部を読んでみて、テーマは変化かなと思った。表題作の「木綿以前の事」木綿が普及する以前( 恥ずかしながら、木綿って大昔からあったと思っていた )麻やそれに類するもの、その作られ方の考察、そこからなぜ木綿の使用へと変わったのか。決して変化を責めるのではなくて、その功罪両面の意味を述べている。表題作以外に19作収録されているが、どれも変化の意味を考えている、考えさせられる内容。戦前でも既に消費に踊っていたのか…。
「女性史学」食べ物のことは耳が痛い。汁物、柔らかいものが多くなっている事を著者は危惧している。玄米から白米へ進化して、また白米から玄米へ戻す人がでてきているのは良い傾向だよね。私もそうしたいのだけど、家族持ちはなかなか簡単にはいかない。嫁姑の話も取り上げている。家に二人主婦がいるのはダメだよね…。夫が妻の自宅に通う通い婚はとても良いシステムだったのかも…嫁姑的に。家庭の主婦の座について述べてあるけど、こんな風習では地方が若い女性に敬遠されても無理ない。さすがに今はないよね…。
「生活の俳諧」p282辺りから俳諧の人について述べられているのだけど、俳諧が担ってきた役割の一部分を今はブログ等が担っているように思った。
2010年2月21日日曜日
紋切型辞典 (岩波文庫)
フローベール著 小倉孝誠訳
辞典の体裁をした著者の皮肉集。
解説には、この作品は元々「ブヴァールとペキュシェ」のという作品の一要素だったと述べられている。作品は未完で、「紋切型辞典」が独立して刊行された…でいいのかな。
書かれた時代の知識がないので読んでいて戸惑った。訳者が注釈を入れてみえるのだが、それでも厳しい。受け取り方も難しい。本に書かれている内容が紋切型という事だが、フムフムと頷いている自分がいる。つまり私は紋切型ということ…。例えば「詩 全く無用のもの」と述べられている。私は迷わず、まあ無用と言えば無用かな、と考えるがこれが紋切型の思考。ではどう考えるんだろう? と頭がグルグルしてしまうのだ。詩は有用でもいいんだけど。でもそれなりに楽しめる。
辞典の体裁をした著者の皮肉集。
解説には、この作品は元々「ブヴァールとペキュシェ」のという作品の一要素だったと述べられている。作品は未完で、「紋切型辞典」が独立して刊行された…でいいのかな。
書かれた時代の知識がないので読んでいて戸惑った。訳者が注釈を入れてみえるのだが、それでも厳しい。受け取り方も難しい。本に書かれている内容が紋切型という事だが、フムフムと頷いている自分がいる。つまり私は紋切型ということ…。例えば「詩 全く無用のもの」と述べられている。私は迷わず、まあ無用と言えば無用かな、と考えるがこれが紋切型の思考。ではどう考えるんだろう? と頭がグルグルしてしまうのだ。詩は有用でもいいんだけど。でもそれなりに楽しめる。
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