ラベル の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2012年4月30日月曜日

検察官 (岩波文庫)

ゴーゴリ著 米川正夫訳
 文無しフレスターコフは、宿泊した街で検察官と勘違いされたのをいいことに、市長以下お歴々から金を巻き上げ、その妻や娘をたらし込む。そして一通の手紙を残して颯爽と去っていった。

 本来なら騙された側に同情すべきなんだろうけど、騙された側もまあ俗物揃いで、同情も湧かない。で、滑稽さを楽しんで読むことができます。俗物といっても、私たちも同類ですね。自分自身の愚かさを笑うと言ったところでしょうか。

2011年2月12日土曜日

ケルト/装飾的思考 (ちくま学芸文庫)

鶴岡真弓著
ケルト人の芸術である文様。福音書写本を中心に、その思想、創造にせまる。

 福音書写本でケルトの文様が使われているページが図として挿入されているのだけれど、読めない…これ「In」なの??というふうで…。でも、こういう装飾は大好き。三次元の物になったら余り…なんだけれど、本を彩る存在として素晴らしい。実物が見たいな。本書の内容は、ケルト人の文様がキリスト教福音書に与えた影響、思想が中心です。難しいことが書いてあるけど、素人でも楽しめます。私は図解が楽しかった。特にp307辺りがいい!何だか漫画っぽくって…キリスト教の人に怒られそうだけど…へたうま系のイラストだ、と思った。古代の歴史に触れてみたい人にお勧め。