2024年8月21日水曜日

古代エジプト動物誌(講談社学術文庫)

 酒井傳六著
(カバー裏より抜粋)時に祟め、時に恐れ敵対した動物たちとエジプト人との関係や、動物ミイラの作り方、当時の社会や宗教観までを活写した、異色の歴史書

 実は「パケ買い」。猫の像の足元に子猫ですよ。ニャーって鳴いてるのですよ。買いますよね!!しかも、猫に割り当てているページ数多い!!次点は犬。古代に於いても身近な動物だから。著者もそのようなことを書いて見えます。

 そして読みながら図を見て「古代エジプトの神様って獣人!?」とか、いろいろ楽しめる一冊です。

 びっくりは動物ミイラの種類。猫、犬はもちろん、蛇のミイラ??できるの??とか。スカラベもミイラにされているし。それぞれの章に墓、棺、ミイラについて記載されています。
 
 文章が読み易くて、内容も分かりやすい。専門知識は必要なくて、面白いのでお勧めです。