高橋秀爾著
(カバー裏より抜粋) 西洋美術史の第一人者として知られる著者が、ヨーロッパの美術館で見られる名画に描かれた二十四人の女性たちの、悲しくも波乱に富んだそれぞれの生涯を綴った名著。
文庫版なので名画がモノクロなのが悲しい!!仕方ありませんが。個人的な好みではレカミエ夫人ですね。現代でも間違いなく美女で通ります。あとイザベラ皇妃。こちらは整った美人。美女ではなく美人。あとは…時代によって美意識は違いますから。そして別に名画であって美人画ではありませんし。
で、内容ですが、一般向けですので軽めです。名画も有名どころが多いです。知らなくても楽しめます。分かり易く主人公の生涯が描かれています。そしてこの著者の作品は読みやすい!! ほんと、これは大事です。秋の夜のお供にお勧めです。