2011年10月1日土曜日

日本に就て (ちくま学芸文庫)

吉岡健一著
「文化人」「知識人」を厳しく批判。なかなか爽快。

 実を言うと、ちょっと読みにくい。句読点のせいかも。内容は面白い。「文化人」「知識人」とかマスコミでもてはやされている方々を一刀両断とはいかないまでも、厳しく批判。だよねーと同意するところ多し。というか、昔から全然変わってないのね。私たち「大衆」と呼ばれる側もちゃんと物を考えているのか、本当に考えているのか、見つめ直す必要を感じた。吉田首相に対する個人攻撃は、三代前だったっけ、の首相の時のマスコミのことを思い出させてくれた。