2013年8月20日火曜日

黄金の驢馬 (岩波文庫)

アープレーイユス著 呉茂一/国原吉之助訳
(カバー裏より抜粋) 唯一完全な形で伝わるローマ時代のラテン語小説。梟に化けるつもりが驢馬になってしまい、おかげで浮世の辛酸をしたこま嘗める主人公。

 始めは人生を楽しんでいる主人公。でも魔術に関わってしまったために…辛酸をしたこま嘗めることに。本当にしたこま、繰り返し辛いことばかり。その繰り返しにちょっと飽きてしまった。最後は神頼みか…。時代が時代だし仕方ないけど。