2014年11月23日日曜日

街並みの美学 (岩波現代文庫)

芦原義信著
(カバー裏より抜粋) 人間のための美しい街並みをつくる創造的手法を具体的に提案した街づくりの基本文献。

 美しい街並とは?現代の日本の街並みへの批判本…かな。考え方が面白くて納得もできる。内と外の考え方。私は内の自分の宇宙を大切にしたいタイプで典型的な日本人。それに他人の家の庭を見ていたら、怪しまれてしまうwwそれが現代の日本ですね。マコトちゃんの作者の家なんかは卒倒ものだろうな。著者の考え方は理解できるし、確かに必要なことなんだけど、自分の住みたい家…賃貸ならともかく…を規定されるのもな…とも思う。海外の街並は統一されていて綺麗だと思うけど。…日本の街並の看板にうもれたごちゃごちゃ観も好きなのです。
 ル・コルビュジエの話は読んでいて、デザイナーズマンションを思い出した。結局維持仕切れなくて…なんて話を昔聞いたな。今は違うんだろうけど。生活したいのに彫刻を作られたんじゃたまったもんじゃない。偉大な人だとは思うのだけど著者は信者すぎ。