吉田健一著
(カバー裏より抜粋) なにも絵画や彫刻、音楽だけが文化なのではない。当たり前の日常にいちばん近い部分を発達させること。それこそが文化なのだ。
イギリスについてのエッセイ…という表現は失礼かもしれない。ので随筆。著者は本当に英国が好きなのだな、と感じさせられました。私が好きなのは英国の冬の話のところ。当たり前だけど、四季というのは国によってこんなに違うものなのだと。遠い国に思いを馳せながら読みました。
ただちょっと思ったのは、よく書き過ぎでは??英国人にも色々いるでしょうに。