レイ・ブラッドベリ著 大西 尹明訳
(カバー裏より抜粋) 「太陽の金色のりんご」「霧と炎」「霧笛」など、ブラッドベリ自身が16編の自選した珠玉の短編集!
「タイムマシン」が良かった。まさにタイムマシン。こういうほのぼの系は清涼剤になる。何となく重い話が多いので、余計そう感じるのかも。表題作は未来を夢見る少年の物語なのだけど、残される人々の影が…。「長雨」SFとして好みだけれど、これって太陽ドームが見つかって助かったのか?著者が何を語りたかったのか、戸惑う作品が多いように感じた。自分の感じたように受け取れば良いのだろうけど。