2016年2月7日日曜日

クライム・マシン (河出文庫)

ジャック・リッチー著 好野理恵訳
 (カバー裏より抜粋) 殺し屋の前に自称発明家が現れた。自分の発明したタイム・マシンで、殺害現場を目撃したというー

 最後のどんでん返しがいい!!表題作「クライム・マシン」SFか?と思わせておいて実は…。「エミリーがいない」も良かった。「アクロイド殺人事件」っぽいけど結末は…。後味の悪いはずの作品もあるのだけど、著者の持ち味か訳者がうまいのか、嫌な感じを受けなくて読み易い。他の作品も良作。ぜひ自分で味わってみてほしい。