ジェイムズ・ヤッフェ著 小尾芙佐訳
(カバー裏より抜粋) 安楽椅子探偵ものの最高峰と称される〈プロンクスのママ〉シリーズ、傑作短篇8篇を収録。
マザコン気味の刑事がママに事件の話をし、ママはそれを聞いて解決に導く。ママと息子(刑事)及び息子嫁との掛け合いが楽しい。特にママと息子嫁とは仲が悪いのか??と思いきや実はそうではない。掛け合いを楽しんで、息子のダメっぷりとママの洞察力の深さを比較して楽しみましょう。さて、ママとミルナー警部(息子上司)はこの先うまくいくのでしょうか?結論が出ていないのでちょっとモヤモヤ。
安楽椅子探偵もののなかで、私の読んだものの中では一番身近な感じです。