2016年4月1日金曜日

さよなら、ロビンソン・クルーソー (創元SF文庫)

ジョン・ヴァーリィ著 浅倉久志・大野万紀訳
  (カバー裏より抜粋) 少年少女が過ごす冥王星での"夏休み"の終わりを描く表題作をはじめ6編を収録。

 〈八世界〉シリーズ短編の2冊目。飲み込みの悪い私も、ようやく〈八世界〉が観えてきました。一番のお気に入りは「イークイノックスはいずこに」。現在と過去が入り組んでいるので、一読目は意味がよくわからず、再度読んでみて理解、そこから面白くなりました。究極の共依存!!のお話。「ブラックホールとロリポップ」も面白い。本当にブラックホールは意志を持ち彼女と接触したのか、それとも神経障害か??他の作品もお勧め。最近一番のお気に入りの作家です。手に入る作品は少ないのが残念。