2016年6月11日土曜日

CHILDHOOD'S END -幼年期の終り- (TVドラマ版)

 AXNで「CHILDHOOD'S END-幼年期の終わり」が放映開始され5話目まで観ました。
原作は大御所アーサー・C・クラーク、「幼年期の終わり」は大好きな小説です。クセがあると言えばあるので万人にお勧めというわけにはいきませんが。興味のある方はご一読を。で、ドラマ版ですが…とにかく1話目から飛ばしてるなと。ドラマのCMでいきなりネタバレ??かなりの重要人物カレルレンの正体を…。ドラマは、いきなりラストシーンから?!あ、小説版もですが黒人の俳優をあてているのは、人間の祖先がアフリカで発生したことと掛けているのかな。宇宙船の登場シーンはワクワクしました。 あと人間ドラマがかなり追加されています。ドラマだから仕方ないか。で、かなりパニックが起こっています。実際こういう時どうなるのだろう。私はこんなに はならないとか思ったけど、うーん。

 で、観続けていくうちに…タイトルとちょっとストーリー借りました…なドラマだと気付きました。なんというかこの小説をそのままドラマにするのは凄く難しいとは思います。人間ドラマの追加は仕方ありません、が。陳腐。いっぱい腹の立つ設定変更もあります。ドラマはドラマとして観るしかないのでしょうが、このドラマでクラークの「幼年期の終わり」を読んでいない人につまらない作品と思われてしまうのは悔しい。

 でも悔しいので最後まで観ます。