2018年1月5日金曜日

クレオパトラ (1986 日本)

手塚治虫・山本瑛一監督
(カバー裏より抜粋) 人間が宇宙に乗り出している21世紀、パサトリネ星の住人が「クレオパトラ計画」企んだいる事が判明。その計画の真相を探るため。3人の未来人の精神が、クレオパトラが生きていた紀元前50年のエジプトに転送された。

 クレオパトラのパロディアニメです。若い人にはキャラデザ等古くさく感じるかもしれません。シーザーが宇宙戦艦ヤマトのガミラスにみえる…。
 内容は基本クレオパトラの伝説というか一般に知られている内容に沿って改変しています。エロ要素が強い?と期待されている方、そういう描写はありますが大した事はありません。あとパカボンパパ、アッコちゃん、カムイもいたような…古い有名アニメキャラがチラホラ。
 アニメの始めで、黒人の扱いについての長い話がツラツラと流れます。こういうのいい加減鬱陶しい。5分くらい流れていたような。そしてようやくアニメです。基本クレオパトラは悲劇の主人公。乳母が黒幕です。クレオパトラを整形させて、色仕掛けができるように仕込んで…と。その間にパロ要素や架空の人物のドラマやらと楽しませてくれます。私は割と好きなのですが、ストーリーとしての盛り上がりが今一つなので好き嫌いが出ると思います。あとオチがなー。
 手塚治虫氏のファンなら買いかもしれません。