蓮實重彦著
蓮實重彦氏の時点で気が付けばいいのに…私のバカ。
そんな頭の悪い私が何とか理解した内容はー。ナポレオン3世の治世。大統領から皇帝へのジョブチェンジ。暗躍する父違いの弟「ド・モルニー」。国民議会の解散を布告する印刷物。署名は無名の(次期内務大臣)のド・モルニー。その時点で無名の彼の署名に強制力はないはず。しかし布告は国民議会の解散という結果をもたらし、結果によって「ド・モルニー」の名前に権威がもたらされた。普通逆じゃないの??有名人、権力者の名前があってこそ布告は結果をもたらす…と思うのだけど、「ド・モルニー」の場合は違った。
たぶん間違ってるかも…。ま、こんな感じの内容だと思って下さい。
全体には、私の悪い頭でも面白いと思えます。ちょっと途中退屈もしましたが。帝政辺りの歴史も関わっていますし、興味のある方は是非。ただし、歴史のみ興味がある人は止めておいた方がいいです。