越智敏之著
(カバー裏より抜粋)都市の興隆を、自由と独立の精神を、ヨーロッパ近代をもたらしたー。魚でたどる目からウロコの世界史。
ヨーロッパ…フランスとイギリスとオランダがメインで登場する国。となるとキリスト教と魚の関係が軸となります。断食でも魚はOKというところから話は始まります。そしてキリスト教の教派内の争いまで。
そして漁の話へ。登場する魚はニシンとタラがメイン。そして国家間の争いから経済の変化、漁師の扱いなど魚をメインにして多岐のお話となります。一般の人が知っている話から知られていない話まで、なかなか興味深くて面白く読めました。
私的にはお勧めの一冊。素人でも楽しめますよー。