鶴岡真弓著
ケルト人の芸術である文様。福音書写本を中心に、その思想、創造にせまる。
福音書写本でケルトの文様が使われているページが図として挿入されているのだけれど、読めない…これ「In」なの??というふうで…。でも、こういう装飾は大好き。三次元の物になったら余り…なんだけれど、本を彩る存在として素晴らしい。実物が見たいな。本書の内容は、ケルト人の文様がキリスト教福音書に与えた影響、思想が中心です。難しいことが書いてあるけど、素人でも楽しめます。私は図解が楽しかった。特にp307辺りがいい!何だか漫画っぽくって…キリスト教の人に怒られそうだけど…へたうま系のイラストだ、と思った。古代の歴史に触れてみたい人にお勧め。