2016年1月8日金曜日

ラヴクラフト全集 別巻上 (創元推理文庫)

H.P.ラヴクラフト著 大瀧啓裕訳
(カバー裏より抜粋) ラヴクラフトの手の入った作品を執筆年代順に別巻二冊に網羅した。

 本屋で「あれ、なぜ私買ってないのだろう」と買ってしまった。1〜7巻は買ったのに。家に帰ってよく見たら、他の作者の作品にラヴクラフトが手を入れたものと…。
 当然ながらラヴクラフトの作品とは違う。ラヴクラフトっぽさはあるけど…。正直今ひとつ。ダラダラ長いだけの作品とか、うまく練られていないなーとか…。面白いと思ったのは「最愛の死者」「灰」かな。下巻は止めておくことにした。

2016年1月5日火曜日

逆行の夏 (ハヤカワ文庫)

ジョン・ヴァーリイ著 浅倉久志・他訳
(カバー裏より抜粋) 怜悧で官能的なヴィジョンがあれる6篇を収録。ヴァーリイの粋を結集したベスト・オブ・ベスト。

  表題作は以前読んだ「汝、コンピューターの夢」に収録されていた作品。同時収録されている作品はどれも傑作。副題の「ジョン・ヴァーリイ傑作選」にふさわしい内容。特に「群像」と「PRESS ENTER」が私の好み。「群像」はユートピア論としても読むことができる。聴覚障害と視覚障害の両方を持つ人々のコミュニティ。彼らは彼らの言語(コミュニケーション)、ルール、道徳を持って存在している。決して排他的ではなくまた受け身でもない。外部からの攻撃に対抗する気概も持っている。すごく面白かったのだけど、ラストが…。私に哲学的素養が足りないので理解できなかった。残念。書いていて、この作品「バービーはなぜ殺される」と土台が同じなんだと気づいた。こちらは読んでいて気分が悪くなってしまったのだけど。同じ顔をした人々のコミュニティでの殺人事件。みんな同じ顔、服装だから犯人が分からないのだ。設定は面白いのだけど、「私」がない世界が気分悪くて受け入れられなかった。「PRESS ENTER」はコンピュータ…ネットワークの殺人事件。登場するコンピュータが懐かしい。電話線のネットかー遅いだろうな…。画面焼けとか久しぶりの言葉。で、この作品犯人が分からず。分からないけどイライラはしない。すごく不気味で、そこがいい。「ブルー・シャンペン」もいい。特にオチが。「もともと彼女のしたことは、おれが許すも許さないもなかったのだ、と」泣ける。
 ジョン・ヴァーリイの短編集「さようなら、ロビンソン・クルーソー〈八世界〉全短編2」が2月に発売されるようで、絶対買いですね。 「さようなら、ロビンソン・クルーソー」はこの作品集にも収録されてます。で、また私の頭を悩ませる、クローンに記憶移植が登場するわけです。記憶移植してもクローンは別個体だと思うのだけれど…。

ミニ・ミステリ傑作選 (創元推理文庫)

エラリー・クイーン編
(カバーより抜粋) 《アメリカのミステリそのもの》エラリー・クイーンが古今東西のショート・ショート・ミステリを集めた珠玉のアンソロジー。

 面白かった。ショート・ショートだけど、オチがしっかりしていて楽しませてもらった。カバーが地味なので、もっとお固い趣向なのかと思ったら、読み易くてよかった。ただ、私はアメリカ人ではないので、オチが理解できない作品もチラホラ。これは仕方ないことだけど。

2016年1月2日土曜日

WORLD'S END (ユニバーサル)

監督 エドガー・ライト
(カバー裏より抜粋) "世界を救うため"、12軒目のパブ"ワールズ・エンド"を目指して、"酔っぱらいたち"の"どうしようもない戦い'が始まる。

 …今回はダメだった。退屈してしまった。ごめんなさい。基本おバカ映画なんだけど、テンポが今ひとつ悪くて…うーんでした。困ったなー。