2016年2月7日日曜日

ママは何でも知っている (ハヤカワ文庫)

 ジェイムズ・ヤッフェ著 小尾芙佐訳
 (カバー裏より抜粋) 安楽椅子探偵ものの最高峰と称される〈プロンクスのママ〉シリーズ、傑作短篇8篇を収録。

 マザコン気味の刑事がママに事件の話をし、ママはそれを聞いて解決に導く。ママと息子(刑事)及び息子嫁との掛け合いが楽しい。特にママと息子嫁とは仲が悪いのか??と思いきや実はそうではない。掛け合いを楽しんで、息子のダメっぷりとママの洞察力の深さを比較して楽しみましょう。さて、ママとミルナー警部(息子上司)はこの先うまくいくのでしょうか?結論が出ていないのでちょっとモヤモヤ。
 安楽椅子探偵もののなかで、私の読んだものの中では一番身近な感じです。

あなたの人生の物語 (ハヤカワ文庫)

テッド・チャン著 浅倉久志他訳
 (カバー裏より抜粋) 地球を訪れたエイリアンとのコンタクトを担当した言語学者ルイーズは、全く異なる言語を理解するにつれ、驚くべき運命にまきこまれていく…

 どの作品も凄いなーと。表題作 「あなたの人生の物語」…最初は理解できなかった。娘の思い出の回想かと思ったら…。辛すぎる…。でもそのまま生きて行くんだ…。「理解」は K・ディックっぽい。超能力合戦は大好き。「顔の美醜について」も面白い。美醜を意識しなくなるよう脳に細工する(?) でいいのかな。私はぜひ受けたい!!自意識過剰の人間には必須だ!!他の作品も面白かった。お勧め。残念なことに、私は物理・数学の知識が非常に哀しい人間なので、難しい説明は全くダメでしたww

2016年1月15日金曜日

真っ白な嘘 (創元推理文庫)

フレドリック・ブラウン著 中村保男訳
 (カバー裏より抜粋) ショート・ストーリーを書かせては当代随一の名手の代表的短編集。

 私の好みは「メリー・ゴー・ランド」「世界がおしまいになった夜」「ライリーの死」。もちろん他の作品も傑作。「メリー・ゴー・ランド」は容疑者を救うために被害者=容疑者に仕立て上げようとしたら、実際その通りだったというお話。短篇の推理小説は余分な部分がない、短い分すべてを使って組み立てなければならない。当たり前だけど。よくできているなーと。推理小説が苦手な私にも理解できるストーリーがいい。
「世界がおしまいになった夜」皮肉だー。「ライリーの死」ああー、ちょっと主人公が羨ましい…。私も働きたくないよー。

2016年1月9日土曜日

予期せぬ結末3 ハリウッドの恐怖 (扶桑社ミステリー)

ロバート・ブロック著 植草昌実他訳
 (カバー裏より抜粋) 映画界にひそむ恐怖を描く表題作ほか、ミステリー・SF・ホラーなど各ジャンルの名篇12本を厳選。

 分かり易くて読み易い短編集。面白い。軽い読み物をお望みの方向け。テンポが良いので、軽く感じるのかな。著者は「サイコ」の原作者なんだ。検索してみたけど絶版が多くて残念。