2011年12月2日金曜日

中国民話集 (岩波文庫)

飯倉照平著
中国の民話集。

 日本の民話への影響というか、共通する話が多い。「天の川の岸辺」織り姫と彦星の話なんだけど、何だか彦星の牛飼いがストーカー化しているような。織り姫が力一杯逃げてる…子供もいるのに。よっぽど嫌だったのか…。 読んでいてやりきれない話…「乞食になる運勢」とか「狼」とか…あり、正義が勝つ系の話ありで、楽しめる。日本での話と比べてみるのも面白い。