2012年3月22日木曜日

エリュトゥラー海案内記 (中公文庫)

村上堅太郎訳
古代の南海貿易について、無名の商人の記録。紀行文として楽しめる。

 半分以上が注釈…。訳者の苦労が忍ばれる…。「序」が長い。ここを読めば、本文を読むより詳しくこの著作の内容が理解できてしまう。困ったものだ。解説者は訳者が女好きだと言いたいとしか思えない。