2014年2月7日金曜日

夜明けのロボット 上・下 (ハヤカワ文庫)

アイザック・アシモフ著 小尾芙佐訳
(カバー裏より抜粋) 惑星オーロラで、ベイリはジスカルドとダニールというふたりのロボットとともにロボット破壊事件に取り組むが、捜査は難航をきわめる。

 アシモフのロボットシリーズ。人間の弱点ー外見で判断するーそれを間違いとするか、そうでもないとするか、難しいところ。実際この作品もそこがポイントとなっている。人間に近い外見を持つ存在は、近ければ近いほど優れていると考えてしまう。ロボットアニメも (昨今のアニメについてはよくしらないけど) 人間型は多いと思う。序盤・中盤といろいろ起こるのだが、やっぱり最後が見所。裁判からベイリの推理した真実。中盤だらけても、最後が面白いので、頑張って読んで下さい。