2014年4月22日火曜日

宇宙ランデブー (ハヤカワ文庫)

アーサー・C・クラーク著 南山宏訳
太陽系に突如現れた謎の物体「ラーマ」(地球人命名)。ついに宇宙人とのランデブーかと思いきや…。
内容紹介

 あくまで私の印象なのだけど、アーサー・C・クラークの作品は全体に淡々としていると感じる。悪い意味ではない。叙情詩といってもいいかな。特にこの作品ではそれを感じた。内容は起伏に富んでいるし、ラーマの内部の探検は私たちに別世界を体験させてくれる。あ、そっか、敵が存在しないからか。まだまだこの作品は序盤で、いずれ続きを読んでいくつもりなので、またその時に。で、クラークって本当に海が好きなんだ。