2015年5月18日月曜日

黒いカーニバル (ハヤカワ文庫)

レイ・ブラッドベリ著 伊藤典夫訳
 (カバー裏より抜粋) ブラッドベリの幻の作品集として名高い処女作品集「黒いカーニバル」から精選した作品に〈ウィアード・テールズ〉などのパルプ雑誌に発表された作品を加えた初期傑作選。

 SFというよりはファンタジーです。だから難しいSFは分からない私にも楽しめました。「ほほえむ人々」…あー現代でも実際にありそうな話ー。「再会」哀しい。でも気持ちは痛い程分かる。「全額払い」読んでどうかしている、とは思うけれど、彼らの行動は理解できてしまう。他にも多く収録されています。 ブラッドベリファンはもとより幅広く楽しめる作品集です。