レイ・ブラッドベリ著 小笠原豊樹訳
(カバー裏より抜粋) 冷えきった地球を救うために太陽から"火"を持ち帰ろうとする宇宙船を描いた表題作「太陽の黄金の林檎」ー中略ー詩情にあふれる22篇を収録した短編集。
「人殺し」が私の好み…というか、私も音があまり好きではないので、共感できます。昼休みも誰もいなければTVは切ります。「目に見えぬ少年」も面白く読めました。自分で自分を追いつめてしまって、途方に暮れる様子がよいです。「空飛ぶ機械」は賢い王様なんだろう…でも、終焉がみえているような気がします。全体にSFくささはありません。SF苦手な人でもOKです。「夜の出来事」など通常とは違う意味で考えさせられる作品が多いと思いました。