2010年4月13日火曜日

ゾロアスター教 (講談社学術文庫)

メアリー・ボイス著 山本由美子訳
ゾロアスター教の歴史を考察。

 石器時代から…古い宗教だったんだ。現代まで残った事にびっくり。火だけではなく水も信仰の対象なのも初めて知った。
 しかし、宗教って終末論が好きだな、石器時代から現代まで大概の宗教で述べられていることになる。常に恐怖で支配ですか。呆れる。あと、近世になってオカルト色を持つ宗派が出てきているのが気になった。古い時代なら異端ということで締め付けられてきたのが、緩んできたのかな。何かどの宗教も似たり寄ったりな事している。迫害して迫害されて、死後の世界も金次第というような教えで信徒の生活を圧迫したり。
 移住を繰り返してきただけコミュニティのつながりが強そうだ。インド国民というよりゾロアスター教徒としての意識の方が上なのか。
 本を読む限りでは一神教である事へのこだわりがすごい。このあたりは日本人には分かりにくい。逆にあちらも日本人の宗教観は理解できないだろうけど。なんせ八百万の神様がいる国の国民だから。

2010年4月12日月曜日

ルネッサンス巷談集 (岩波文庫)

フランコ・サケッティ著 杉浦明平訳
ルネッサンス期の滑稽話集。

「デカメロン」とよく似た滑稽な短いお話が収録されている。気楽に肩の力を抜いて、難しく考えずに楽しむべき本。自然と時代の空気、人々の生活が伝わってくる。現代の感覚だと、ちょっと…と顔をしかめるようなお話もあるけど、気にしない気にしない。でも本当にこんな事が起こっていたのかな。

2010年4月11日日曜日

柳田國男集 幽冥談 (ちくま文庫)

東雅夫編
柳田國男の著作から、怪異にまつわるものが収録されている。

 最初で躓いた。p10「小説的に嘘を嘘として書いている」意味が分からない。ポーも泉鏡花も小説だし、的って?ノンフィクションでない限り小説は嘘だし、そんな事は百も承知だろうけど、なぜこんな表現をしているんだ?「嘘」という言葉の連発に引いた。
「遠野物語」は 面白かった。こういうお話は大好き。しかし後は…。何だか結論への持ってい方に疑問が。ワンステップ跳んでないか?という印象。私の頭が悪いだけだな。
 基本的に合わない作家なのかもしれない。有名で評価が高い作家でも面白みを感じない場合があるから。著者の著作、何冊か買ってしまったんだけど、困った…。

2010年4月10日土曜日

今日の積ん読

チェコスロヴァキアめぐり カレル・チャペック 岩波文庫
心 ラフカディオ・ハーン 岩波文庫
蜘蛛の巣の家 上・下 ギッシング 岩波文庫

 本屋で、通販では絶版になっている「蜘蛛の巣の家」を発見。岩波書店は基本が本屋買い取りだから、こういう嬉しいことがある。これだから岩波文庫が置いてある本屋巡りはやめられない。本屋さんは大変だろうけど。「心」は迷いまくった結果購入。 チャペックは面白かったので、もう一冊買ってみた。

現在の積ん読 本:266冊
DVD:99枚 


 私の住んでいるところは山の中なのだが、昔ある街道が通っていたので、季節が良くなると時折ハイキングの団体が通っていく。たいてい中高年の人たちなのだが、今日初めて外国人を見た。白人系の人。こんな山奥もだんだんと国際化していくのかと大袈裟に考えてしまうのだった。