2012年7月18日水曜日

吸血鬼ドラキュア (創元推理文庫)

ブラム・ストーカー著 平井呈一訳
(カバー裏より抜粋) 不死者と人間の果てしない闘いが始まろうとしている…時代を越えて読み継がれる吸血鬼小説、最高最大の傑作!

 吸血鬼小説といえば「ドラキュラ」、映画化も何度もされている名作。映画のドラキュラは観たことがあるので、そのイメージで読み始めた。日記形式とはビックリ。主要な登場人物が日記や手紙に書いたことで物語が進んでいく。時系列は流れの通りなので分かり易い。ただ、始めのジョナサンが閉じ込められた時の雰囲気から、舞台がロンドンに移ってからの雰囲気が、何というか重厚な恐怖からちょっと軽くなった気がする。でも、さすが名作、どんどん読ませてくれました。

2012年7月17日火曜日

遊戯の終わり

コルタサル著 木村榮一訳
 (カバーより抜粋) 崩壊する日常世界を、意識下に潜む狂気と正気、夢とん区政の不気味な緊張のうちに描きだす傑作短篇集。

 なんか文体がボルヘスに似てる…と思ったら訳者が同じでした。でも、なんだか内容というかテーマ自体が似ている気がする。アルゼンチンの作家がこういう感じなのかな。ホラーっぽいのがあり、不可解な感覚の作品、どれも面白かったけど、「夕食会」よく意味が分からなかった。ボルヘスが好きな人なら楽しめると思う。

2012年7月3日火曜日

クリスティ短編集(一) (ニ) (新潮文庫)

クリスティ著 井上宗次・石田英二訳
アガサ・クリスティの初期作品集二冊。

 ポアロ、ミス・マープル、パーカー・パイン…お馴染みの主役が登場。短篇集で特に難解すぎるということもなく、推理小説が苦手でも楽しめる。ミス・マープル、パーカー・パインは特に好き。人間の心理に重点が置かれているように思えるからかもしれない。今のところクリスティに外れなし…かな。たいして数を読んだわけではないけど。短篇はもっと読んでみたい。

ホビットの冒険 上・下 (岩波文庫)

J.R.R.トールキン著 瀬田貞二訳
 (カバー裏より抜粋) ひっこみじあんで、気のいいホビット小人のビルボ・バギンズは、ある日、魔法ガンダルフと13人のドワーフ小人に誘いだされて、竜に奪われた宝を取り返しに旅立ちます。

 指輪物語に登場するビルボの冒険のお話。指輪物語とのつながりもあって、こうだったのか…とか、ゴクリも登場します。とても楽しいお話なんだけど、指輪物語に比べると…かな。なんというか、街の人は、やっぱりとばっちりだと思う。