ブラム・ストーカー著 平井呈一訳
(カバー裏より抜粋) 不死者と人間の果てしない闘いが始まろうとしている…時代を越えて読み継がれる吸血鬼小説、最高最大の傑作!
吸血鬼小説といえば「ドラキュラ」、映画化も何度もされている名作。映画のドラキュラは観たことがあるので、そのイメージで読み始めた。日記形式とはビックリ。主要な登場人物が日記や手紙に書いたことで物語が進んでいく。時系列は流れの通りなので分かり易い。ただ、始めのジョナサンが閉じ込められた時の雰囲気から、舞台がロンドンに移ってからの雰囲気が、何というか重厚な恐怖からちょっと軽くなった気がする。でも、さすが名作、どんどん読ませてくれました。