2010年12月10日金曜日

タイタニック号の最期 (ちくま文庫)

ウォルター・ロード著 佐藤亮一訳
いまなお、色々な場面で語られることの多いタイタニック号の沈没。その真相にせまる。

 読んでいてイライラした。何やってるの?何で呑気なの?と、最期どうなるかは、いろいろな番組や映画 (ディカプリオの観た) で知っているから余計にね…。対処が早くてもどうにもならなかったのかもしれないけど。三等船室の扱いは酷い。そういう時代といっても…。あと、安全に対する意識は本当に近代に入って様々な事故を経て出来上がったものなんだ…と。
 いままでにテレビ等でタイタニック号の番組を観ている人には、特に新鮮さはないかもしれない。いままで名前だけは聞いていたけど、という人にはお勧め。