桑原武夫 監修
(カバー裏より抜粋) 一度は読みたいと思いながらも、その分量の膨大さにくじけてしまう西洋文学の高い山。でもこの本があれば大丈夫。作品のあらすじから、時代背景、作者の人物像までが、わずか数分でつかめてしまう。
その通りです。なかなか手の出しにくい文学作品。読んだ気分になりましょう。タイトルの通り事典なので、あいうえお順に著者と作品名が並んでいます。作品によっては、日本で一般に知られているタイトルと違う場合がありますが、きちんと導いてくれます。ちょっと気になったのは、普通に使われているような漢字を使わずに、カタカナになっているところ。なぜだろう?
幅広く知りたい人はどうぞ。でも夏休みの感想文には使えないと思います。