村井章介著
(カバー裏より抜粋) 世界史の流れの中から日本列島を眺めると、意外な景色が浮かび上がってくる。群雄割拠の中から織田・豊臣を経て徳川安定政権を生んだ戦国時代。しかし15、16世紀の日本では、商業圏の拡大という別の覇権争いが始まっていた。
正直日本の歴史…特に戦国より先には興味がなくて、学校で習ったことだけ、いやそれも怪しい状態。歴史は好きだけど、面白いとは思えなくて。だけどこれは面白い。学校で習うこの時代の歴史は、日本国内で終了していたから。種子島に鉄砲が伝わりました。誰が伝えたか? なぜ種子島か? 日本の銀山が栄えた理由。キリスト教が禁止された背景。西欧中心の世界史ではなく、その地域の世界史と違う地域の世界史が結びついていく。これが面白い。学校の歴史とは違う視点がいい。
この著作は経済を中心と描かれていますので、興味を持たれた方はご注意を。