アガサ・クリスティ著 中村妙子訳
(カバー裏より抜粋) 優しい夫、よき子供に恵まれ、女は理想の家庭を築き上げたことに満ち足りていた。ー 女の愛の迷いを冷たく見据え、繊細かつ流麗に描いたロマンチック・サスペンス。
最初に、これは推理小説ではありません。いわゆる自己中な女性が自分を見つめ直し、でも結局元に戻ってしまうお話。よくあることです。よくある言葉に「明日からがんばる」「来月からがんばる」とかありますが、結局元に戻ってしまう。個人のことならいいのだけれど、他の人も関わることだと…。自己中な奥さんと諌めることのできない夫。子供たちはさっさと逃げ出して。さてさて、あなたは大丈夫ですか??面白かったけど、ただ、ちょっと全てが大げさで唐突すぎるような印象もあった。