アガサ・クリスティ著 橋本福夫訳
(カバー裏より抜粋) アメリカの女優がいわくつきの家に引っ越してきた。彼女の家で盛大なパーティが開かれるが、ー中略ー 呪われた事件に永遠不滅の老婦人探偵ミス・マープルが挑む。
マープルばかり読んでる。面白いから一気に読んでしまうんだ。マープルの日々の生活が幅をとって描かれている。ああ、ナイトみたいなタイプは鬱陶しいよね。いつの時代にもいる。このお話のなかでは新人類のチェリーのほうに好感を寄せている。そして、新時代との握手。で、今回は犯人は何となく予想はつく。女優にはあまり同情できない私がいる。子供って何だろう??と考えてしまう。ハリウッドの女優さんにも養子いっぱい迎えている人いるけど、成長した後の養子さんの本音が聞きたい。ま、私も養子にしてー!な俗物な私なのだが。犯行の理由は、最後の謎解きまで分からなくなっている。この事件で一番ラッキーだったのは、アーサー・バンコックだと思う。あと、歳を取りすぎたマープルは読んでいてやはりちょっと哀しい。