2010年3月8日月曜日

黒後家蜘蛛の会2 (創元推理文庫)

男性だけのクラブ黒後家蜘蛛の会のメンバーの素人探偵、でも真相を言い当てるのは給仕のヘンリーだった。私はアシモフ流水戸黄門シリーズと思ってる。

 アシモフの博学ぶりは凄い。文章を書く仕事だから知識の幅が広いのはわかるのだが、それにしても半端ない。ホームズから天文学まで。化学者でもあるんだよね。何よりも知識を使いこなせるところが凄い。
 二巻も面白く読みやすかった。「終局的犯罪」シャーロキアンすげー。論文書くのか。アニメや漫画、ラノベの信者が同人誌作ってしまうのと同じかな。この話が今回のお気に入り。自分はミステリーを推理するの全然なのだが「禁煙」は予想ついた。ちょっと甘いような。

ヒトは食べられて進化した (化学同人)

ドナ・ハート、ロバート・W・サスマン著 伊藤伸子訳
人間は狩りをする知恵で進化してきたのか、狩られないよう身を守る知恵によって進化したのか?

 はじめ人間ギャートルズ、だったかを思い出した。アメリカ人が西洋キリスト教の影響を受けて狩る人説を信じるとしたら、私はこのアニメだな。
 化石や現在の動物の実例から、人間が動物の食料だったことを述べている。そして、身を守るために進化を果たしたのではないかと。自分は普通に食べられていたと思っていたし、ウサギとか小さい動物は食べていたと思ってた。っていうか、霊長類は他の動物に食べられないと言ってる人がいることにびっくり。空腹なライオンと一緒の檻に入れられたら、間違いなく食べられるだろ。内容はなかなか面白かった。こういう分野は新しい発見で変わって行くだろうし、興味がつきない。
 注釈はWEBにてだそうだ。買った人がネット環境なかったらどうすんの?

2010年3月7日日曜日

ゾディアック (ヴィレッジブックス)

ロバート・グレイスミス著 イシイシノブ訳
1970年代にアメリカで起こったゾディアックと名乗る連続殺人犯を追う人たちと犯人像の考察…かな。

 DVDのほうを先に観たのだが、これを読んでわからかった点が解決した。どこの国も警察だめだめね。犯人は頭が良いだけでなく、運にも恵まれていると思った。いったい何人殺したのだろう。人気のないところなんて行くものじゃないな。土地勘があれば、もっとこの本は楽しめただろう。そういえば私の父が犯人とか名乗っていた女性がいたけど、その女性の話ってゾディアックの有名な話だけを取り上げているのね。はてさて。だいたい年代を追って進められているので判りやすい。だが犯人までたどり着かないのが非常にもどかしい。

2010年3月6日土曜日

アメリカの高校生が学ぶ経済学 (WAVE出版)

ゲーリー E.クレイトン著 大和証券訳
初心者向けの経済学の本。

  分かりやすい。当然だが、欧米の資本主義を正道としている。そのため素人目にオイオイと思うところ多々あり。p324の国際援助なんて、ソ連が政治目的ならアメリカもそうだろか。アメリカは正義!な一冊。今のアメリカの状況を鑑みて、(^o^)m9するのも面白い。大恐慌のあたりを読んでみて思ったのだが、同じことを繰り返している…だけならまだしも悪い方向に度が増しているぞ。経験を積み、より悪質にか? それにしても一番驚いたのは、アメリカ人に預金の概念があったことだった。これはちょっと失礼か。
 しかし、アメリカの高校って経済学をこのレベルまで教えているのか。凄いな。