2010年3月6日土曜日

アメリカの高校生が学ぶ経済学 (WAVE出版)

ゲーリー E.クレイトン著 大和証券訳
初心者向けの経済学の本。

  分かりやすい。当然だが、欧米の資本主義を正道としている。そのため素人目にオイオイと思うところ多々あり。p324の国際援助なんて、ソ連が政治目的ならアメリカもそうだろか。アメリカは正義!な一冊。今のアメリカの状況を鑑みて、(^o^)m9するのも面白い。大恐慌のあたりを読んでみて思ったのだが、同じことを繰り返している…だけならまだしも悪い方向に度が増しているぞ。経験を積み、より悪質にか? それにしても一番驚いたのは、アメリカ人に預金の概念があったことだった。これはちょっと失礼か。
 しかし、アメリカの高校って経済学をこのレベルまで教えているのか。凄いな。