2010年3月8日月曜日

黒後家蜘蛛の会2 (創元推理文庫)

男性だけのクラブ黒後家蜘蛛の会のメンバーの素人探偵、でも真相を言い当てるのは給仕のヘンリーだった。私はアシモフ流水戸黄門シリーズと思ってる。

 アシモフの博学ぶりは凄い。文章を書く仕事だから知識の幅が広いのはわかるのだが、それにしても半端ない。ホームズから天文学まで。化学者でもあるんだよね。何よりも知識を使いこなせるところが凄い。
 二巻も面白く読みやすかった。「終局的犯罪」シャーロキアンすげー。論文書くのか。アニメや漫画、ラノベの信者が同人誌作ってしまうのと同じかな。この話が今回のお気に入り。自分はミステリーを推理するの全然なのだが「禁煙」は予想ついた。ちょっと甘いような。