2010年5月4日火曜日

イブン・ジュバイルの旅行記 (講談社学術文庫)

イブン・ジュバイル著 藤本勝次・池田修訳
ムスリムの巡礼旅行記。

 神様讃える文章を除いたら、本文が1/3位減りそうだ (笑)。著者がムスリムだから仕方ないけど。千夜一夜物語もそんな感じだったし。とにかくスルターンが超善人扱い。フランクは豚。著者は十字軍のすぐ後くらいに生まれたようだから仕方ないか。キリストやモーゼが讃えられているのに驚いた。預言者だから当たり前なのだが、どうしても十字軍とか頭に浮かんでしまい敵と受け取ってしまう。あくまで敵はキリスト教なんだ。
 旅の行程は面白いのだけど、建物の描写は退屈というか、わけが分からなくなる。実物の写真見ないとわからない。 とにかくどの建物も素晴らしい事は分かった。そして商人がたくましいことも。戦争中も行き来があるのか。

2010年5月3日月曜日

時の娘 (ハヤカワ文庫)

ジョセフィン・ティ著 小泉喜美子訳
ベット探偵がリチャード三世の真実を探る。

「歴史は勝者によって作られる」「トニィパンディ」私は歴史学者でもないし、詳しい歴史の事実は分からないけど、これもありえるよね、とは思った。遥か昔〜現代、今この時にも日本で世界で歴史は操作されているのかもしれない。メディアの発達は真実を知る機会よりも歪める機会を与えた。そして人は一度信じた事を否定されるのを嫌う。p181のローラの手紙が響いた。
 物語としては歴史を追っていくだけで、設定された舞台上で殺人が起こるわけでも事件が起こるわけでもない。唯一の事件は、主人公がマンホールに落ちた事だけ。なのに読むのがやめられないのだ。トマス・モア、ボロクソにされてるので、信者は読まない方がいいかも(笑)。
 p19に「積んどく」という表現がでている。この本は1977年改版発行なのだが、「積ん読」も30年以上の歴史を持つのか…。

2010年5月2日日曜日

ブラウン神父の醜聞 (創元推理文庫)

G・K・チェスタトン著 中村保男訳
ブラウン神父シリーズ最終巻。

 シリーズ物はどうしてもパターン化してちょっと飽きがくることが多いのだけど、ブラウン神父はそれがないと思う。トリックはパターンになっているのだけど、それが気にならないのはブラウン神父のキャラクターが立っているからだろう。これで宗教色がもう少し弱ければ…。もう慣れたけど(笑)。

2010年5月1日土曜日

今日の積ん読

文化と抵抗 エドワード・W・ザイード ちくま学芸文庫
イタリア紀行 上・中・下 ゲーテ 岩波文庫
ミッキーマウス DVD BOX vol4 宝島社

 うーん、今月はもう買わないと誓ったはずなのに…最後の最後で…。用事で5時間程空き時間が出てしまったんだよね。映画観るつもりだったけど人が多いのにうんざりして、ショッピングモールの休憩コーナーで本読む方がましだし、うんうん。 

現在の積ん読 本:249冊 DVD:100枚

 本屋さんぶらついていたのだが、付録付きの雑誌多いね。しかもそのエリアはたいてい荒らされてる。ぐちゃぐちゃになっていて付録は飛び出していて、本屋さんも大変だ。