2010年6月15日火曜日

不二家ミルキーロール


 不二家のミルキーロールです。ニュースで見てから食べたいと思ってたのだけど、残念ながら行動範囲に不二家がない。今日たまたまスーパーの一角に出店していたので購入、嬉しかった! パッケージ可愛い、本体も良い良い。写真下手です。実物はもっとおいしそう。さっそくブラックコーヒーを用意して大人食い。たっぷりクリームを口に頬張る。クリームがミルキーだ。ミルキーと生クリームを上手に混ぜた味。おいしい、良いバランス。スポンジは周囲だけで、中身は全部クリームです。カロリーは覚悟して下さい。私?ちょうど徹夜などで体重減っていたので、増やす良い機会…と言い訳する。うまーです。スポンジも程よくしっとり。ミルキーの味が嫌いな人にはお勧めしないけれど、そうでない人でまだ食べた事がないようでしたら、お試しください。消費税込み1000円です。幸せの大人食いでお腹いっぱいです。

2010年6月14日月曜日

夜来たる (ハヤカワ文庫)

アイザック・アシモフ著 美濃透訳
SF短篇の古典といわれる表題作の「夜来たる」他4編。アシモフの解説付き。

 「夜来たる」暗闇というのはそんなに怖いものだろうか、と考えたが、昼と夜が毎日訪れる世界に住んでいる私もやはり暗闇は怖いし、二千年毎にしか夜が訪れない世界の住人ならば恐怖はよりいっそう深まるのだろう。ここで述べられているのは日蝕による闇でいいんだよね。ということは数時間で終わる?その数時間に凝縮させられる恐怖、人間の理解の許容を越えた恐怖とは実際どんな感じなのか…文明が火事で滅びるというのはちょっと無理がないかな?とは思った。
 どの短篇も面白かったけど、あと特に「ホステス」がよかった。寄生体は一種のバクかな、夢を食べるという動物。実はオチの意味がちょっと理解できてはいない。夫に利用(寄生) されて、目的を果たしたので捨てられた、でいいのか?「人間培養中」もいい。どちらも形は違うけど、人間の生を支配する別の存在があるというお話。こういのが私の好みなのかも。
 アシモフの解説も面白い。「緑の斑点」は「不名誉な任務」というタイトルより絶対良いと思う。アシモフの話の中にタイトルが変えられるということがよく述べられているけど、現在もあるのかな。

2010年6月13日日曜日

母なる地球 アシモフ初期作品集3 (ハヤカワ文庫)

アイザック・アシモフ著 冬川亘、他訳
アシモフの初期短篇集の第3弾。作品ごとにアシモフの解説が付いている。

 1巻から3巻まで、大御所に対して失礼なものいいになるけど、成長がよくわかる。これに収録されている作品は「チオチモリン」以外はどれも好きだ。「再昇華チオチモリンの吸時性」は理系の知識があればきっと面白いのだと思う。論文のパロディだから。面白みの分からない私、涙目。この作品に関するエピソードがアシモフの解説に述べられているが、これは面白い。表題作にになっている「母なる地球」、地球万歳的な作品にも見れるけど、白人優位主義に対する批判を感じた。風味に関して、今現在、地球に住みながら失われかけているような気が…大袈裟かな。「赤の女王のレース」卵が先か、鶏が先か?こういうタイムマシンものを読むと頭が混乱する。では、その化学の教科書が古代ギリシャになかった場合の世界が存在してこそ、現在の届いた世界が存在するのであって…あれ?わかんない。
  アシモフが名前が通った存在になっても、自分をプロの作家と認識していなかったのは意外だった。すごい現実主義。著者の経歴を改めて読んでみると、作品の見方も変わってくる。

2010年6月11日金曜日

日本の民家 (岩波文庫)

今和次郎著
今和次郎による東北から九州まで、日本民家についての入門書。解説に合わせて多数のスケッチが収録されている。「民家」という言葉が普及したのは、この作品からだそうだ。

 その地域によっての家の造りの違い、その意味。生きるための知恵を知らしめられる。日本は小さな島国なのに、これだけの差があるんだ。東北はやはり雪への対処に重点が置かれているし、海辺は家が船の倉庫になっている。また、蚕に家を占領されている地域、あと、神様の行事を主眼に置いた家。若夫婦は畳に布団で寝てはいけない( 土間で寝る )地域がある反面、逆に若夫婦に家を譲って年寄りが別の小さな家に移る場合もある。違いがすごく面白い。鑑みて、今の時代は同じような家ばかりになってきている。これは厳しい環境に対して、建築が柔軟に対処できるようになった証明であって良い事なんだけど、寂しい気もする。
 著者のスケッチがそれぞれの民家の解説を分かりやすくしている。妹尾氏の作品を思い出した。ちょっと目的とか違うけど。写真等よりも作品の持つ雰囲気にあっている。写真には写真の効果、スケッチにはスケッチの効果があることを認識させられる。
 私の家も建て直す前は明治の頃からの家だったので、ちょっと懐かしくもあった。土間に竃、薪で焚く風呂、風呂桶は醤油の樽みたいなのだったんだよ…。トイレはもちろん外のポッチャン便所。戻りたいかと言えば絶対嫌だけど。