アーサー・C・クラーク著 中村融編 浅倉久志・他訳
(カバー裏より抜粋)人類のために奮闘する異星人たちを描いた表題作の他、 …中略… 大戦中の空軍士官クラークの体験をつづるエッセイ、年譜などを収録した日本版オリジナル短篇集第一弾。
日本版オリジナル短篇集ということで、過去に出版されている作品集とダブっている作品はある。けれど作品集初収録の作品もあるし、いままでクラークの著作を読んだことのない人も手始めにはいいのではないかと思う。気に入った作品の感想。表題作「太陽系最期の日」オチでの「あの種族はこうと決めたら梃子でも動かない種族だと虫が知らせるんだ」に笑った。地球人類を救出した後大変だろうな、とその後を想像して笑える作品。「歴史のひとこま」何の映画を見たんだろう??。現代の考古学の偉い人達のこともちょっと考えた。大変だな…。「かくれんぼ」大してSFを知らない私が言うのは失礼になるのかもしれないけど、分かり易くて楽しめるきちんとしたSF作品。
2012年10月28日日曜日
2012年10月19日金曜日
2012年10月16日火曜日
アイヌ神謡集 (岩波文庫)
知里幸惠編
(カバーより抜粋) アイヌの一少女が、アイヌ民族のあいだで口伝えに謡い継がれてきたユーカラの中から新謡13篇を選び、ローマ字で音を起こし、それを平易で洗練された日本語訳を付して編んだのが本書である。
謡だけれど、童話として楽しむことができる。独特の特徴のあるお話。悪いことをしたので罰があたった、あたった側も当てた側も神様。民族の教育…というか道徳の一つとして謡い継がれてきたのかな、と思った。
(カバーより抜粋) アイヌの一少女が、アイヌ民族のあいだで口伝えに謡い継がれてきたユーカラの中から新謡13篇を選び、ローマ字で音を起こし、それを平易で洗練された日本語訳を付して編んだのが本書である。
謡だけれど、童話として楽しむことができる。独特の特徴のあるお話。悪いことをしたので罰があたった、あたった側も当てた側も神様。民族の教育…というか道徳の一つとして謡い継がれてきたのかな、と思った。
偶然世界 (ハヤカワ文庫)
フィリップ・K・ディック著 小野芙佐訳
(カバー裏より抜粋) 九惑星系の最高権力者ヴェリックが失脚した。だが。その政策に間違いがあったわけではない。公共の偶然発生装置ーボトルのランダムな動きによって決定されたのだ。
ディックの長編作品は、とにかく始めからかっ飛ばす。読み始めたら止めどころが分からなくなる。読み始めは世界観がちょっとつかめなかった。けど、進めていくと慣れてくる。偶然で権力者が選ばれるけれど、ほぼ同時に刺客も選ばれ、常に命を狙われることになる。って、こんな調子で命を狙われ続けたら、政策立案どころではないだろ??と言いたい。逃げるのが仕事みたい。で、この刺客のペリグがよくできていて、一種のアンドロイド。操縦者の精神だけがそこに移動する…みたいな。それはよくある設定なんだけれど、その操縦者が幾人もころころと交代して、権力者をガードするディープ部隊を混乱させてしまう。筋書きも面白いけど、登場人物も個性的でいい。敵側がみんなくせ者すぎて、作品を面白くしている。でも、プレストンがちょっとよく分からなかった。
(カバー裏より抜粋) 九惑星系の最高権力者ヴェリックが失脚した。だが。その政策に間違いがあったわけではない。公共の偶然発生装置ーボトルのランダムな動きによって決定されたのだ。
ディックの長編作品は、とにかく始めからかっ飛ばす。読み始めたら止めどころが分からなくなる。読み始めは世界観がちょっとつかめなかった。けど、進めていくと慣れてくる。偶然で権力者が選ばれるけれど、ほぼ同時に刺客も選ばれ、常に命を狙われることになる。って、こんな調子で命を狙われ続けたら、政策立案どころではないだろ??と言いたい。逃げるのが仕事みたい。で、この刺客のペリグがよくできていて、一種のアンドロイド。操縦者の精神だけがそこに移動する…みたいな。それはよくある設定なんだけれど、その操縦者が幾人もころころと交代して、権力者をガードするディープ部隊を混乱させてしまう。筋書きも面白いけど、登場人物も個性的でいい。敵側がみんなくせ者すぎて、作品を面白くしている。でも、プレストンがちょっとよく分からなかった。
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