2012年10月16日火曜日

アイヌ神謡集 (岩波文庫)

知里幸惠編
(カバーより抜粋) アイヌの一少女が、アイヌ民族のあいだで口伝えに謡い継がれてきたユーカラの中から新謡13篇を選び、ローマ字で音を起こし、それを平易で洗練された日本語訳を付して編んだのが本書である。

 謡だけれど、童話として楽しむことができる。独特の特徴のあるお話。悪いことをしたので罰があたった、あたった側も当てた側も神様。民族の教育…というか道徳の一つとして謡い継がれてきたのかな、と思った。