(カバー解説より)ある日、鼻が顔から抜け出してひとり歩き始めた…写実主義的筆致で描かれる奇妙きてれつなナンセンス譚「鼻」。運命と人に辱められる一人の貧しき下級官吏への限りなき憐憫の情に満ちた「外套」。
「外套」ロシアのアニメ作家が制作していたけど、完成したのかな?読んだ感想、主人公は哀れというか、運のない人っているよね…みたいな。でも、仕事大好きなのは羨ましいかな。でも執着心強すぎ。正直滑稽に読めた。でも、最期はやったね、みたいな感ですっきり。解説によると、どうも私の感想の方向性は著者とは違うらしい。俗物ですいません。
「鼻」想像して下さい、礼服を着ている鼻を…。高飛びする鼻を。見世物を楽しむ大衆、鼻で金儲けを企むもの。最期は夢落ちかと思った。