寺田寅彦著
(カバー裏より抜粋)怖がりだった著者の好奇心と興味を大いに刺激した、怪異な出来事に関する考察を集めた。
著者の化物・怖い出来事に関する著者の考え方は好きだ。共感できる。怪奇現象と科学との関わり。著者の時代からかなり過ぎているけれど、まだまだ私たちの周辺には科学でも分からないことはたくさんある。神秘主義と科学のどちらにも偏りのないバランスの大切さを感じた。
…で、著作自体はいいんだけれど、解説がねえ…。いわゆる放射脳()。とにかく結びつけたくて仕方ないらしい。すっごい白けた。