2013年3月26日火曜日

スペイン文学案内 (岩波文庫)

佐竹謙一著
(カバー裏より抜粋) スペイン文学の豊穣な世界を案内する文庫版文学史。

 スペインの小説というと…有名なのは「ドン・キホーテ」… くらいしか思いつかない。そのドン・キホーテも読んだことはない。中丸明著の「丸かじりドン・キホーテ」を読んで分かった気分になっている程度。(丸かじりドン・キホーテ」はとても面白い良い作品です。念のため)  西洋の歴史の中では重要な国で、そちらの方なら何とか分かるのだけれど。しかし、中々奥が深く濃い。なぜ一般に取り上げられないのか不思議…濃すぎるからかな?…。私みたいに、濃い作品を読むのはちょっと…だけど、スペイン文学齧ってみたい人にお薦め。もちろん、これから本格的に学ぼうという人の入門編としても良いと思います。