アガサ・クリスティ著 長沼弘毅訳
(カバー裏より抜粋) 豪雪のため、オリエント急行内に閉じ込められてしまった乗客たち。翌朝、その中の一人が無数の傷を受けて死んでいた。
ポワロシリーズ、クリスティの名作です。さすが面白い。限られた空間で犯人は逃げられようがない状況。乗客の中に必ず犯人が存在する。提示されるいかにもな証拠。全員のアリバイ。私の可哀想な脳細胞では中々ついていくのが難しかった。元々推理小説が苦手でして、アリバイ、証拠、容疑者が混乱して分からなくなってしまう。そんな私でも混乱をきたしながら、楽しく読めた。さすが名作と言えると思う。推理小説ではあるけど、物語性が強いからかもしれない。