2013年3月2日土曜日

ゴッドファーザー 上・下

マリオ・プーヅォ著 一ノ瀬直二訳
(カバー裏より抜粋) 全米で最も強大なマフィアの組織を築き上げた伝説の男、ヴィトー・コルレオーネ。…中略…独自の非合法な社会に生きる者たちの姿を赤裸々に描き映画かもされた名作。

 実は「ゴッドファーザー」に原作があることを最近まで知りませんでした。恥ずかしい…。映画版は大好きなので、原作も面白かろうと読んでみた。面白い!!映画版で今ひとつわかっていなかったこと、人間関係とか登場人物の立場とか…ルカ・ブラージとかやっと理解した。内容はそれほど映画版と変わらないけれど、観ることとは違う、読む楽しさを味あわせてくれる。成り行きはわかっているのに、次を読みたくさせてくれる。楽しめました。ただ、ルーシーとジュールズの成り行きは、ここまで必要だったのか?という疑問もあった。